檀信徒の皆様
母の日はどのようにお過ごしになられますか。
住職は日頃から多忙でお休みのない日々を過ごしていますので実母に会い行くことがままなりません。このGWで法事のない日に義母のいる施設に行って参りました。新幹線での日帰り旅でしたが久しぶりに会えたことを、思い切って行ってよかったと申しておりました。新幹線の中で「ついて来てくれてありがとう。」という嬉しい言葉を私にもいただきました。
施設から病院以外は外出することのない義母を近くの公園まで車椅子でお連れし、板橋区常盤台ノブティックのパウンドケーキを公園でカットしペーパーナフキンにのせて義母に手渡しました。風はありましたが青空の下で義母は美味しそうに頬張っていました。施設までの帰り道に小さな鯉のぼりが見えると“こいのぼり”を何度か歌っていました。歌がお上手なのですねとほっこりしました。
能登の震災で被災した住職の実家は5月8日より本堂の公費解体がはじまると聞きました。法善寺に養子に入って40年。以来法善寺と中山家の為に全力でがんばってきた住職ですが、この年になって実家が震災被害を受けることになるとは思いもしなかったことと存じます。できることには限りがございますのでこれ以上何も起きないで欲しいと願うばかりでございます。人生はいつ何が起きるかわからないので、周りの方々と毎日穏やかに過ごしていきたいです。檀信徒の皆様、今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。
私事ではございますが母の日のプレゼントをもって里の母の家に向かいましたが道端でばったり母と会い「これからお友達の家のバラを見に行くのよ」というので「行ってらっしゃい。楽しんできてね」と言って別れました。バラは今が見頃ですから元気なのが一番!と割り切りまして、母の家の近所の叔母の家で持参したお昼ご飯を叔父と叔母と楽しくいただきました。もちろん叔母にもプレゼントは用意していましたので名古屋土産「青柳ういろう
大吟醸 白老」と一緒に渡せたので良い日となりました。人生いろいろございますね。
どうぞ母の日が皆様にとりまして良い日となりますよう。
既に他界なさった親御様もおいでかと存じますが、お心をお寄せし周りの方々と笑って過ごせたらよろしいですね。 親御様は私共の幸せを願ってくださっていることと存じます。有難いことでございます。