今日はあたたかでしたね。檀信徒の皆様はいかがお過ごしですか。お正月があっという間に過ぎて日常が戻って参りました。お寺は毎日の日常業務に加え片づけに追われています。引っ越しをしたことのない住職とわたくしはのんきに見えるようでみんなに心配されています。スタッフの方が焦っています。
例年2月になると蛙がどこからか集まってきて池に卵を産もうとします。その数は100~200匹。卵は匂うので卵を産まないように10年以上前から池にネットを張り蛙を呼ばない対策をしています。その上、今年は3月に池を壊しますので今のうちに池の水を抜き生き物を捕獲しなくてはと横田造園さんが来てくれました。比較的暖かい日でほんとうによかったです。池の中にめだかは0匹でした。買ってきたり、頂いたりしためだかを池で飼っていたというか放していたのですが過酷な自然環境には耐えられなかったのでしょう。ですがヤゴとクチボソ(モツゴのこと)はたくさんいました。「在来種なので今となっては貴重ですよ」と横田造園の前田さんと岩崎さん。暖かい日とはいえ池の中での作業寒かったと思います。ご苦労様でした。感謝感謝でございます。
池に溜まった枯葉や土を取り出し、池に数か所穴を開けました。泥があるので簡単にはいきませんでした。泥が乾燥したら泥を取り出します。水が抜けないとまた蛙が卵を産みに来てしまいますから水よ抜けてねー---ネットで景観が損われずにあと2か月過ごしたいものです。
夏になるといろんな種類のトンボがいたのですが、池が無くなると自然環境が変わり生態系も変わってくるでしょう。それはちょっと寂しいことです。