2020年10月28日水曜日

令和2年報恩講 YOUTUBEで配信します




報恩講

令和2年1025
無事に執り行いました 


浄土真宗の宗祖

親鸞聖人の御命日法要(旧暦11月28日)

浄土真宗の最も大切な法要です










報恩講

Youtube配信

10月30日~11月10日


既にお便りでお知らせしてございますがコロナ感染予防で三密を避けるために今年は報恩講をYoutubeで配信します。お身体の都合でお寺にお出かけになれない方にもyoutubeを見て報恩講に参加していただける良い機会かと存じます

赤羽山法善寺のホームページの配信の枠をクリックし、次の画面でパスワードを入れるとご覧になれます。パスワードは墓地管理責任者にお便りでお伝えしています。ご家族内で情報共有をして頂き度くお願い申し上げます


法善寺ホームページ  

http://www.a-houzenji.jp




本日は法善寺保育園の報恩講の本堂参拝


報恩講は法善寺が大切にしている教えをお伝えして下さった親鸞聖人に感謝する法要です。平素より綺麗に飾って行事を執り行いましたので、園児たちもいつもと違うお内陣に気がつきました。住職から園児たちへの報恩講本堂参拝での話を載せておきます

 






報恩講の荘厳 そうごん(お飾りのこと)


 打敷 うちしき

行事の時は仏様を綺麗な布で飾ります

この赤い打ち敷は報恩講用です。こちらの鳥は鳳凰(ほうおう)といいます。こんな鳥がいたらきっといいことがあるだろうと考えられた尊い鳥です

住職からの質問:「さて、この打ち敷きの鳳凰は何でできていると思いますか?」

園児:「印刷」「絵の具」「布を張る」

住職:「11本細い糸を何度も何度も縫って模様にしています。これを刺繍といいます。刺繍って聞いたことがあるかな? 凸凹で厚みがあります」

  

● お花 立花 りっか

住職:「お花がいつもより豪華なのわかりますか?」

報恩講のお花は略式 若松直真で立てていただきました。行事の花は浅草東本願寺のお花も生け込んでいる花卯さんにお願いしています


 お華束 おけそく

青・白・赤色のお飾りは須弥盛(しゅみもり)といい、3~4cmくらいの丸餅を並べています。須弥盛を支えている供笥は金地に蓮の絵が描かれています。

このお餅のことを小取(ことり)と言います。オレンジ色はみかんや柿です。今年はみかんのSサイズが手に入らなかったので柿を飾りました。



                
お餅 小取 ことり
           浅草の桃太郎さんに作って頂いています
例年は報恩講で皆様に2つ差し上げています

           

 

報恩講 ほうおんこう

● 「恩」とは いいことをしてもらうことです

例えば、お父様やお母様が一生懸命働いて、みんなが大きくなれるように気を配ってくれています。 法善寺は親鸞聖人に大切な教えをお伝えていただいたことに恩があります。

 


いいことをしてくれたら感謝する

 


● 「報いる」とはお礼をする。どうしたら喜んでもらえるかを考える

住職:「お父様やお母様に喜んでもらうにはどうしたらいいと思いますか?」

園児:「プレゼント」「お手伝いする」「お手紙を書く」

 

住職:「それもいいですね……一番喜んでくれるのは

みんなが病気をしないで、毎日元気でいてくれること。成長することです」

〇元気に毎日過ごす 〇成長する 〇よく食べて 〇よく眠って 〇よくあそぶ など

 

住職:「日頃から見守ってくださっている阿弥陀様、お父様お母様、周りの人に感謝しましょう。保育園の報恩講の発表会で成長した姿を観てもらいましょう。「こんなこともできるようになったよ」と喜んでもらえるように練習しましょう」

園児:「はい」 元気よくお返事できました








園長先生のお話を園児たちは
とても上手に聴けました