2020年12月28日月曜日

辛抱すると秋明菊は白い綿のようなものに……



      
         秋明菊 種子採取   
         
    


12月の中旬のこと
園児たちは秋明菊の種を採取しました。わたあめのような白いほわほわの中によく見ると小さな種子がたくさんついています。ふぅーと息を吹きかけたり、「ママにあげよう」と小さな手の中に大事そうに持っている子もいました。コロナで制限される毎日ですが身近でもいろいろ発見があり楽しめます。

夏の終わりから秋に咲いた花も枯れ、植え込みを綺麗に整理したくなりますがここを辛抱して放っておくと、11月半ば~12月に綿のような白いほわほわしたものの中に種子が見つけられます。


秋明菊には一重と八重があります






ほわほわの綿
つながりで



綿の木の種子も採取


大玄関に生け込んだ綿の木
法事でみえた檀家さんが
「この中に種がありますよ」
と教えてくださいました


5月ごろ種を植えてみようと思います
ひとつ楽しみができました






どうぞご自由にお持ちください
大玄関外のの秋明菊と綿の種子




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2020年12月23日水曜日

キュウイは収穫してすぐに食べられるでしょうか



キュウイ 


住職のお里には大きなキュウイの木があります
毎年収穫してたくさん送ってくださいます


キュウイはフルーツとして食べても
煮てジャムにしても美味しいです
簡単に作れますので是非お試し下さい





質問です
収穫したキュウイそのまますぐに食べられると思いますか?


答え
獲りたてのキュウイは固くて食べられません。
リンゴやバナナ、メロンなどと一緒にビニール袋に入れて縛って保管すると熟して甘くなります。

義兄が教えてくれました。私はこのことを大人になるまで知りませんでしたので、今年は園児たちに体験してもらいました。何でも体験し、見て触って匂い いろいろなこと感じるのは大切なことです。

園児たちのキュウイの感想は「すっぱかった」「ジューシーだった」そして各々自分でフルーツサンドを作って食べていました。熟したキュウイを食べた日はお昼寝の寝起きも良かったそうです。楽しみがあるとちがうようですね。

たくさんのキュウイ有難うございました。


 

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2020年12月13日日曜日

美しいものは理にかなっているから美しく、後世まで伝えられる



炉開き と お稽古



茶筅の花入れ 昭和45年

第2世住職購入と記載あり


10月のこと

「炉開きをするのでいらっしゃらない?」とお誘いをいただき、小一時間とのことでしたので伺わせていただきました。「炉開き」と「口切り」をする11月は、お茶人にとってお正月のような大事な節目の月です。11月に入り忙しくしていたので気が付くと亥の日も(令和2年11月4日)過ぎておりました。コロナでこの1年お稽古がお休みでしたので気持ちが違う方に向いていました。お恥ずかしい限りです。


 今回、炉開きを見学させていただいたことで「お稽古はとても大事なこと」と気づくことができました。お茶稽古でも仏教の法話でも繰り返し聴いたり、練習を重ね お稽古しながら少しずつ身になっていくものなのかもしれません。前坊守に「お茶もできないのですか。嫁入り前に習っておくものですよ」と言われてはじめたお茶のお稽古ですが、この日は炭点前の型通りに並んだ炭を拝見し美しいと思えました。住職はお茶のことで楽しそうに話しているのを初めて見たよと申しました。そして住職は「美しいものは理にかなっているから美しく、後世まで伝えられる」と申します。 いつまでたってもお花を生けるとどこか何かおかしいと思います。理にかなった美しいという域に近づけるようにこれからも先輩方にご指導いただきながら精進して参り度く存じます。いつになるかはわかりませんが……「まだまだだな」とお心の中で思って見守っていただけたらありがたいです。

 


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2020年12月8日火曜日

12月8日 成道会




成道会





保育園での成道会の住職のお話


お釈迦様がお悟りを開いた日です
みんなでお祝いしましょう


お釈迦様がお悟りを開いたことで
救われ争いが少なくなりました


心の強い人、穏やかな人のまわりは
あたたかく明るいです
お悟りを開いた人は全然違います


ちかいのことば
 ほとけさまをおがみましょう
 ただしいおしえをききましょう
 みんななかよくあそびましょう





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